協同建装の特長 安全への取り組み・姿勢
マンション・集合住宅の修繕・改修工事は、日常の生活が行われている中で施工するため
より一層のきめ細かい安全対策が必要であることは言うまでもありません。
したがって一般的な安全対策は以下のようになりますが、特に住民の皆様に
ご迷惑をかけないよう、細目を協議し、実施事項の詳細を決定します。
安全管理(留意点)
- 居住者の皆様の安全確保を最優先に努める
- 居住者の安全通路の確保
- 毎朝のKYK危険予知活動の実施
- 服装・保護具・体調管理のチェックの徹底
- 安全ミーティングの実施(施工内容・作業手順など)
- 材料・機械設備等の始業前点検の実施
- 危険個所の周知・立ち入り禁止措置が的確に行われているか毎日確認をする
- 不安全行動が行われていないか安全衛生責任者の定期的なパトロールの実施
- 1日の作業の終わりには職長は現場全体を巡回し、異常・不備がないか確認を徹底して翌日の作業に備え、作業終了報告を行う
安全管理者の心得
安全管理者は、管理組合及び施工管理者との協議により決定される安全事項を誠実に実行します。
- 安全管理体制に従い、作業員に指示徹底します。
- 不安全行動(火気・施設・器具等)を防止します。
- 足場作業については、特に徹底し、命綱・安全帯・安全帽の完全着用、落下物の防止、工事範囲と安全域の明示(ロープ・バリケード等)をします。
- 多数の人々が生活している中での作業のため、住民の安全と公害防止を最優先します。
- 溶剤等の可燃物は、現場に残さないように作業終了後持帰るようにします。
- 電気・水道工事工具は、必ず点検の上使用します。
- KY(危険予知)活動により、未然に災害を防止します。
居住者様への安全対策
- 足場組立、解体時は監視員をつけます。
- 施工中は、安全のため施工箇所内への通行・立ち入りを禁止します。
- 施工中はバリケード・ロープ・貼紙等で範囲や期間を明示します。
- 施工箇所への「立入禁止」の標識を設置します。
- 「ペンキ塗りたて」「頭上注意」等の注意喚起標識を設置します。
- 工事車両の現場近隣の走行は安全運転を厳守します。
- 工事車両は「工事車両」としての表示を明確にします。
- 溶剤系塗料の取扱いは有機溶剤作業責任者に管理させます。
- 毎日作業終了後、現場内の清掃片付けを行います。
- 居住者に対して危険と認められた時は速やかに作業を中断し安全を確保します。
- その他安全上支障のある事はすべて排除する努力をします。
作業者への安全対策
- 各作業班長を任命し、当日の作業内容を明確に指示します。
- 健康管理を徹底させ、体調不十分な者については、作業させません。
- 安全管理者の指揮により組み立て・解体作業を行います。
- 保安帽・服装等安全装備を徹底させます。
- 足場には作業時以外は一切の物を放置しません。
- 空き缶等の廃棄物は責任を持って処理します。
- 降雨時・強風時は適時足場作業を中止します。
- 万一の災害に備え、災害保険に加入します。
- その他危険と認めた場合は作業を中止します。
- 作業開始時間午前8時30分(原則)作業終了時刻午後6時00分(原則)とします。
- 作業場内にはタバコの吸殻入れを設備します。
環境の保全対策
- 使用材料等の開缶・攪拌は道路及び路面を汚さぬよう養生シートを敷いて行います。
- 施工時の養生は完全に行い、万一汚した場合は速やかに清掃します。
- 植木・立木等は汚染及び損傷せぬようにします。(一部枝払いを除きます)
- 当日の作業範囲・施工場所の後始末はその日のうちに片付け、整理清掃します。
- 発生残材・ゴミ等はその日のうちに指定場所に集め、一定量以上になる前に処理業者に処理依頼をします。
- 強風により塗料の飛散が大きい場合作業を中止し、影響を受けない作業に変更します。
- 足場解体完了次第完全清掃します。
- その他環境損傷、汚染行為は一切しません。
台風対策
- 天候チェックを毎日行い、台風が予想される場合、メッシュシートの開閉調整等の事前対策をとり、現場待機を行います。
- 平常でも、強風の場合は作業を中止します
災害発生時の緊急連絡体制
- 被害者の救出および応急処置
- 災害に直結した設備機器の使用中止(二次災害の防止)
- 緊急連絡先への連絡、同時に居住者・作業員の避難誘導
- 現場確認および保存
- 事故原因の調査および書類作成、提出(再発防止)